2024 日々のこと
いつもピアノ教室ハーモニー のdiaryをお読みいただきありがとうございます。
このたびの能登半島地震で被災された皆さま、ご家族の皆さまに、心よりお見舞いを申し上げます。
そして一日も早い復旧をお祈り申し上げます。
新年のご挨拶が2月末になりお詫び申し上げます。
今年もどうぞよろしくお願いいたします。
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私がピアノを習い出したのはまだ物心がつかないうち、祖母と演歌をうれしそうに歌う私の姿をみた母が、音楽教室に入る?と私に尋ねてきたことはおぼろげに覚えており、それは3歳の時でした。
幼少期のグループレッスンの時はとにかく楽しくて、小学生になり個人レッスンになってからはやはり練習をしないことにはレッスンは進みませんので、好きな曲が弾ける程度の上達でした。でも音楽が好きでしたから、ピアノは続けてきました。
音大にいきましたら当たり前ですが、ピアノの上手な方ばかりでした。
自分なりには練習したつもりでも、なかなか思い描くようなステキなピアノは弾けませんでした。私の中ではいつまでも「理想から遠い音楽」でした。
それでもいつか舞台の上で、輝くばかりにピアノを弾けるようになってみたい、とピアノを弾いてきました。
時が経ち、多くの尊敬する先生方と出会い、また、普通の日常をこなしながら歳を重ねて、なぜ自分のピアノは理想から遠い音楽だったのかに気づく、たくさんの出来事に出会うことができました。
ピアノは楽譜の通り、鍵盤を鳴らせば音は出ますが、それだけでは楽しい・美しい音楽にはならないのだ、ということに気付きました。
たとえば
たまたま隣に座った方から優しくしてもらって胸がじんわりあたたかくなったこと。
お母さんのお料理が笑みがこぼれるほどおいしかったこと。
透き通った青い空が泣くほどきれいだったこと。
友達に言ってしまった余計なひとこと。
柔らくてうっとりするほど温かい毛布に包まった瞬間。
経験したことのない感情は
明るい音や悲しそうな音として表現できません。
音楽は日常の感情と結びついて初めて、
人に伝わる音になるのだと思います。
そして声ではなくピアノは、ピアノという大きな楽器を介してから指先で表現するため、頭の中と耳・身体と感情がリンクするには、それなりの時間と努力を要するということも。
ですから生徒さんには、様々な音を聴いてもらい、よく質問をしています。
音楽での表現は日々の感情と結びついていると思うと、ちょっとしたつらさも乗り越えられる気がするのです。
今年もかわいい生徒さんひとりひとりのレッスンを全力で!
そして生徒さんに音楽を楽しんでもらいたいと思っています。
今年もどうぞよろしくお願いします!